コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

タグ: Q&A

【Forms】Googleフォームでのテスト&「成績のインポート」

入試作業で大変だったのでだいぶ御返事が遅れてしまい申し訳なかったのですが、これは20210228のGoogleForms初心者向けレクチャーのご質問に対する返答です

・Formsでテスト形式で作成→送信→採点する場合とClassroomを通じて、
「テスト付きの課題を作成(Formsで課題作成)」から作成した場合に、
Formsで点数設定をした場合は、Classroom上で、(右側に表示される)点数欄は入力しないとご説明をいただきました。
反対に、どのような場合に点数を入力するのかと疑問に持ちました。
(Formsで作成の場合は不要ということでよろしいのでしょうか?)

これは、「フォームの提出そのものに点をつけるか/つけないか」がポイントになります
・フォームは「アンケート」
「生徒が提出したか/まだしていないか」、提出自体に点をつけたいなら→「課題作成右側エリアで『点数』に数値」
「生徒が提出したか/まだしていないか」、点はつけなくていいなら→「課題作成右側エリアで『点数』を採点なし」

・フォームは「小テスト」
小テストで取れた点数をそのまま使いたい→「成績のインポート」をオンにしておく

実例を見てみましょう( `・∀・´)ノ

・フォームは「アンケート」
「生徒が提出したか/まだしていないか」、提出自体に点をつけたいなら→「課題作成右側エリアで『点数』に数値」
授業の内容についてのまとめを書くなど、「Googleフォームが自動採点できない」タイプのフォームです
で、出してくれた子に点数を上げたい、という場合
例えばこんなの これ採点しろって言われてもフォームはんも困らはりますわwwww

このフォームは「提出してくれた生徒に20点満点で点をつける」とします
課題作成画面で、右側エリアの「点数」のところに満点の数字を入れます

教員が「課題を表示」から見た画面はこちら 誰が提出済みかがわかります

後はこの左側のエリアで、提出済になっている生徒に任意の点数をつけ、返却します

ここの「点数」を「採点なし」にすれば、提出か未提出かのみをチェックできます

・フォームは「小テスト」
小テストで取れた点数をそのまま使いたい→「成績のインポート」をオンにしておく
小テストで点数をつけ、そのままそれを入れたい!
例えばこんなかんじのフォーム 正解すると2点が入るって感じ

「設定」の「テスト」タブで、「テストにする」をオンにして、正答も選択しておきます

課題作成画面で、添付データの下に「成績のインポート」というスイッチがありますので、これをオンに!
ただしこれはGoogle Workspace for Educationの機能で、個人向けアカウント(xxxx@gmail.com)ではこのスイッチ自体がありません

「点数」は「採点なし」にしておきます

で、生徒がフォームでテストに答えます その状態で「課題を表示」を選択すると

右上に「成績のインポート」ボタンがあります

このボタンを押すと、フォームに溜まっている生徒ごとの点数が左側エリアに上書きされます

なので、課題を作成する時点で「点数」に数字を入れていなくても、フォームからの点数を入れることができるのです( `・∀・´)ノ

コメントする

【Forms】Googleフォームを使い、生徒たちからの反応をリアルタイムで表示する

入試作業で大変だったのでだいぶ御返事が遅れてしまい申し訳なかったのですが、これは20210228のGoogleForms初心者向けレクチャーのご質問に対する返答です

・グループ学習や個々の生徒の考えを全体で共有する方法

今回は、Googleフォームを使った方法をお知らせします( `・∀・´)ノ

まずは生徒/グループに答えさせたいフォームを作成します
そしてこれをClassroomで課題に添付し配信します

授業開始前なり、授業中なり、まあ授業に合わせたタイミングで課題を配信します

生徒がそれをつかって意見を送信します、それはリアルタイムに集計されます:

教員が「課題を表示」から見た画面はこちら 誰が提出済みかがわかります

そして、Googleドライブなどからフォームを開き(上記の「課題を表示」からフォームをクリックしても開けます)、この「回答」タブを開くと→

選択肢のある回答は自動的にグラフになり、自由記述は一覧に!

これを利用して、生徒の答えを利用しつつ授業に活かせますね!
このグラフを画像でプリントに貼ってもいいし、この画面自体をプロジェクターに投影してもいい
フォームへの回答は授業前に予習として課してもベネ(*^○^*)

コメントする

【Forms】Googleフォームの送信方法:相手に合わせて色々と

花京院! イギー! アヴドゥル!

(入試業務が)終わったよ……

マジでしんどかった やっと一息つけたわ(ヽ´ω`)

というわけで、だいぶ御返事が遅れてしまい申し訳なかったのですが、これは20210228のGoogleForms初心者向けレクチャーのご質問に対する返答です

・作成したFormsから送信する場合とClassroomを通じて送信することができるとご説明いただきましたが、
どのように使い分け(こういう場合はこちらの方が良い)をすればよいのでしょうか。

これは、
「送る相手が誰/どのグループなのか?」で使い分けましょう

・送る相手が「授業講座の生徒たち」なら:
授業講座の生徒たちなら、Google Classroomで彼らの授業講座クラスを作る→
そこに生徒たちを入れる(→カテゴリからClassroomを選び、解説をご覧ください)→
「授業」タブの「課題」などで作成したフォームを添付して課題配信

一つの講座には数十名の生徒が入りますので、数十個のメールアドレスを入力するのはしんどいです( `・∀・´)

参照:
【Classroom】アンケートを取る/小テストをつくる
G suite for Education基礎基本はやわかり動画 – Google Classroom:6 生徒に質問をする(「テスト付きの課題」)

・送る相手が
「メールアドレスが分かっている特定の一名/数名のみ/Googleグループのメンバー」なら:
Googleフォームの「送信」ボタン→メールアドレスを記入

例えば、教員などでグループ(○○分掌のような)グループをGoogleグループで作っているなら、そのグループアドレスを指定することで
グループメンバーにフォームを一斉に送ることができます

・送る相手が「GoogleグループやClassroomに登録していない多数」なら:
Googleフォームの「送信」ボタン→リンク→URLをコピー、ウェブサイトなどに貼りつける

ちなみに、FacebookやTwitterボタンからの共有もできます

・送る相手が「GoogleグループやClassroomに登録していない多数」かつ「ウェブサイトにそのままのかたちで埋め込みたい」
Googleフォームの「送信」ボタン→HTML を埋め込む→生成されたタグをコピー、ウェブサイトなどに貼りつける

学校ホームページからの学校説明会の受付などもこの方法が使えますね!

参照:
【Forms】送信する・結果を確認する

というわけで、相手や目的に応じて使い分けてみてください(*^○^*)丿

コメントする

Microsoft Officeデータ⇔G suite for Educationデータ の互換性について

今回は20210131の無料レクチャーにご参加いただいた方のご意見にお答え致しまして(^o^)

MicrosoftのWORDやPOWER POINTで資料を作成しています。Google document等との互換性はあるのですか?

基本的には、Microsoft Word/Excel/PowerPointで作成したデータは、そのままGoogle Documents/SpreadSheet/Slidesで編集できます。
形式を変更しなくてもそのままブラウザでGoogle Documents/SpreadSheet/Slidesを使っての編集が可能です。

なので、基本的には「そのまま使える」ということになります。

ウェブ上の Google ドライブで Office ファイルのデフォルトの編集モードが「Office ファイルの編集」になります
Office editing mode is now the default editing mode for Office files in Drive on the web
Google WorkSpace Updateより

私も大阪府立学校で教職員をやって17年目、学校のパソコンに入っているのはMicrosoft Officeなので、
当然私の作ってきた教材群はOffice系なわけで…
でも、1から作り直す必要はありません!
Google Documents/SpreadSheet/Slidesでそのまま編集できます!

ちなみに、Google DocumentsでWord形式のファイルを開くと、こんなかんじで拡張子が表示されているのがわかります

Google Driveでのアイコンもマークが違っていて、Office系データであることがすぐわかる

ただ、相違点ももちろんあります:
大きい点としては、
・縦書きはまだGoogle Documentsではできない!
国語の先生には結構でかい問題ですよね…

・フォントは変わってしまうことも
Microsoft Wordをインストールしたパソコンにはそのフォントがあっても、Google Documents/SpreadsSheet/Slidesにはなかったり…
UDフォント入れてくれ〜たのむ〜

・挿入画像など、細かなレイアウトなどは変わってしまうことも
微調整が必要なことも

・(Spreadsheet)関数が違うものも
まあそりゃそうだ

Word/Excel/PowerPointファイルをもととして大きく変更を加えるなら(ちょっとした手直しだけじゃなく)、
Google Documents/SpreadsSheet/Slides形式に変更してからにするといいでしょう。

そのWord/Excel/PowerPointファイルをGoogle Driveにアップロード

で、そのファイルを開いて、

上部バー「ファイル」から、「Google ドキュメント/スプレッドシート/スライドとして保存」

これでGoogle形式になった新しいデータが保存されるので、そちらをブラウザでバリバリいじれます(^o^)

詳しいことは↓をどうぞ!
Microsoft Word から Google ドキュメントへの移行

Microsoft Excel から Google スプレッドシートへの移行

Microsoft PowerPoint から Google スライドへの移行

コメントする

教職員の情報交換にClassroomを使おう

今回はれんらくぽすとにおメールいただいた方のご意見にお答え致しまして(^o^)

G suiteが導入されたばかりの地方公立中学校です。
G suiteのかなりの機能をロックされています。例えばYouTubeのマイチャンネル✖️、Googleチャット✖️、ドキュメントチャット機能✖️、もちろんGoogleサイト✖️などなど。
こうした中で、職員間の実践や計画の宣伝・共有に苦慮しています。
チャットが封じられているので、classroomで学年ごとに職員専用のクラスを作り、学年ごとにチャットがわりにしています。
しかし、参加職員の数に制限(20人)があるので、全職員が入れません。
全職員が情報を見られて使えてアピールできるようにするにはどうしたらいいでしょうか?

チャットが使えないのは残念ですが、教職員の情報交換にClassroomをつかうのはとてもおすすめなのです(^o^)!
なぜかというと、
・Google Driveから画像やDocument, SpreadSheet, Slidesなどを貼ってそこから情報を得られる
・(参加者が自分で通知設定を変えていなければ)投稿があればメールやアプリで通知が飛ぶ
・コメントなどをつけるのが容易、意見の吸い上げがやりやすい
・いちいちGoogleグループで管理者がグループを作る必要がなく、イベントごと・学年ごとなど必要な人だけの集まりが作成できる

ですが、「Classroomには教師は20人までの制限があるので、学年の全員が入れない」
これなのですが、「担任を教師として登録」「副担任を生徒として登録」にしておき、ストリーム投稿設定を「生徒に投稿とコメントを許可」ではどうでしょうか?

Classroomにおける「教師」と「生徒」の違いは、「クラスを作成できるか」「課題を投稿できるか」「メンバーを削除できるか」など。

なので、チャットのようなおしゃべりは「ストリーム」タブで全員が行えるようにする(「生徒」として登録されている教員でも書き込めるようにしておく)
画面右上歯車マークの「設定」から、「ストリーム」を「生徒に投稿とコメントを許可」

これで、例えば非担任の先生でも、ストリームタブを使って全員に話をふることができる。

担任を「教師」役にするのは、何らかの編集が必要なデータなどを送信する可能性を考えて。
「授業」タブで「課題」を送信するのは教師しか行えないので…
要するに、「他のメンバーに編集してほしい文書データなどを送る必要がある」ひとを教師にします。

このようなやりかたでいかがでしょうか(^o^)
G suite for Educationでは「生徒」には1000人(!)まで入れるようです
これでいけば、全教職員で情報共有するのも楽になりそうですね!

コメントする

いろんなChromebookを見てみよう

今回は20210131の無料レクチャーにご参加いただいた方のご意見にお答え致しまして(^o^)

タブレットではなくコンバーチブル型のノートPCを用いて一人一台使用する際の、注意点(できることとできないこと、工夫次第でできることなど)

それでは、Chromebookのいろんなかたちを見てみましょう!( ゚д゚ )
大きく分けて4つのタイプがあります:
・タブレット型
・セパレート・デタッチャブル型
・コンバーチブル型(2in1)
・クラムシェル型

・タブレット型
iPadとかみたいなかんじで、文字入力は画面上で行います
こういうやつです

○軽い・扱いやすい
○ペンと一緒に使うのに適しているタイプが多い
✕キーボードは外付け…結果として別購入で高くなるかも

タブレット単体はとても軽くて、小さい手でも扱いやすい!
幼稚園とか小学校低学年など、あんまりキーボードでなにかする…よりは
ペンで何かを書いたりする活動が中心ならこれもありかも

・セパレート・デタッチャブル型
物理キーボードとタブレットがくっついてるもので、分離できるのが特徴
こういうやつです

○必要に応じてタブレットとキーボードを使い分けできる
○家でキーボード、学校には軽いタブレットだけもってく…など自由
✕お値段はお高め傾向

個人的には、このタイプは「扱いが荒い子はどうなんだろう…」って思ってしまいます(たぶん杞憂なんだろうけど)
特に…キーボードとタブレットのつなぎ目(・_・;)

・コンバーチブル型(2in1)
ふつうのノートパソコンみたいな形だけど、くるっとひっくり返すと一枚のタブレットっぽくつかえるやつ
こういうやつです

○ときにはキーボード、時にはタブレットっぽく使える
○キーボード入力がいつでもできる
✕ちょっと重い、タブレット時も結構「分厚い」

私個人としては、このコンバーチブル型が気に入っています!
高校生以上ならこれかと( ゚д゚ )
また後述します

・クラムシェル型
いわゆるノートパソコンと一緒
こういうやつです
○シンプルだけに、高機能品でもお値打ち価格
○大きめなので画面見やすいものが多い
✕タブレット的な使用方法は無理

同じような機能でも、とれたりぐるっとなったりしないぶん値段が安い!

では、コンバーチブル型(2in1)についていろいろと:
私が個人で持ってるのもコンバーチブル型です(^o^)

コンバーチブル型について
・立てて使える→オンライン通話(授業)や、動画撮影・閲覧など
こういう形で机におけるタイプだと、長時間のオンライン通話(授業)にも対応できます

・「はい今は先生の話聞く時間、Chromebook閉じといてー」ができる
タブレットだと、画面丸出しだから「見ようと思ったらなんか見れちゃう」
でもコンバーチブル型だと「ぱたんと閉じれる」ので、指導しやすいかもですね

・グループ活動、自分の画面を友だちに見せやすい
クラムシェル型だと、ある程度までしか開きませんので、自分の画面を見せようと思ったら端末ごとその子に向けないといけない。
しかしながら、コンバーチブル型でタブレットモードにしてしまえば、4人で一気に画面を見る、とかもやりやすいです。

・ちょっと重いのと、取り扱い注意
折りたたんでタブレットモードでも使えるのが利点ですが、キーボード部分があるので当然重いです
タブレットモードにするときも、手がちっちゃめの子は気をつけましょう(落とす)

もちろんそれぞれに個性やできることできないことがあるので、カタログスペックを見てあげてくださいね(^o^)!
というわけで、「いろんなChromebookを見てみよう」でした!

コメントする

【教案】GoogleドキュメントでWebサイト参照の上レポートを書かせよう【一人一台が来たらやりたい授業】

やあこんばんは!全国の
・もうすでに教職員が自由に使える端末を一人一台レベルで持ち
・教室も無線でインターネットが使え
・さらに生徒・学生も使える端末を配布されている
という、全国のめっちゃ恵まれた小中高・大学の教職員の皆様〜!

当方そういうのに(まだ)恵まれていない側の人間で〜〜〜〜す!
ハハッ!!

いつぐらいになれば、「(LAN教室じゃない)普通教室で『自由に』G suite for Educationを使った授業」ができるようになるかな〜( ´∀`)
すげえ悔しいから、「そうなったらこういう授業やったるわ!」っていうネタをどんどん投稿していきま〜す
政治家・官僚の皆様は是非米俵百俵の精神で全教職員・生徒学生に端末を配布してくださ〜い

今回は20201229の無料レクチャーにご参加いただいた方のご意見にお答え致しまして(^o^)

学校に生徒が登校できる時期の、ふだんの授業で、社会科でやれることを考えたいです。
また、再びコロナで登校できなくなる時に、遠隔でやることを予め生徒に教えておけるように準備したいです。

英語や社会なんかで使える「Webサイトを参照→レポートを書く」です!
教室でのネット環境使用の練習、Google Documentの導入、また「ネットで調べてまとめる」という作業の練習にいいんじゃないかと思います
ダメサイトやいいサイトの見分け方などの指導を一緒にするのもよいでしょう。

まず、生徒にテーマを指定します。そして、Webサイトを参照の上、そこに書かれてある内容をうまくまとめさせます。
(必要ならサイトは指定してもいいでしょう)

例えば今回は英語の授業を想定、「大阪市を訪れる外国からの観光客に渡すパンフレットを作ろう!」とします。

Classroom→「授業」タブ→「作成」→「課題」で、

Google Documentを「+追加」から作成、タイトルを付ける。

各生徒にそれぞれGoogle Documentで編集させたいので、「各生徒にコピーを配布」で。

全員のデータは、「授業」タブの「クラスのドライブフォルダ」を押すと、

その課題の「タイトル」の名前がついたフォルダがGoogle Drive内Classroomフォルダ¥その授業のClassroom内に自動的に作成されているので、この中に入ります!

追記:
生徒が作品を完成させたら、冊子…pdfで電子書籍にしましょう!
これまた「授業」タブの「課題」で、生徒にデータをpdfで提出させます。

生徒には、Google Documentの上部バー「ファイル」→「ダウンロード」→「pdfドキュメント」を選んで、一旦端末にpdfファイルに変換したものをダウンロードさせます。

教員側は「授業」タブの「課題」で指示を書き、「課題を作成」で生徒に送ります
(もしくは、先程Google Documentで出した課題の「追加または作成」から添付させることもできます。
ただしこの場合、作りかけか完成かわからないgoogle Documentとpdfファイルが混ざるので、フォルダを分ける意味でも別課題として出すほうが良いかも)

生徒側は、この送られた課題にある「追加または作成」ボタンから、作成したpdfファイルを添付し、「提出」します。

この課題のフォルダに提出されたpdfファイルがたまります。

複数のpdfファイルを結合して一つのファイルにするには、Chrome拡張機能の”PDFを結合”などを使うと良いでしょう。

Chromebookの使用練習に最適!
英語や社会での調べ学習のまとめにもどうぞ!

あ〜〜〜〜〜〜〜あ、本当…

環境を与えてくれれば、今すぐにもやって見せられるのになァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

コメントする