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カテゴリー: 01-G suite for Education全般

Microsoft Officeデータ⇔G suite for Educationデータ の互換性について

今回は20210131の無料レクチャーにご参加いただいた方のご意見にお答え致しまして(^o^)

MicrosoftのWORDやPOWER POINTで資料を作成しています。Google document等との互換性はあるのですか?

基本的には、Microsoft Word/Excel/PowerPointで作成したデータは、そのままGoogle Documents/SpreadSheet/Slidesで編集できます。
形式を変更しなくてもそのままブラウザでGoogle Documents/SpreadSheet/Slidesを使っての編集が可能です。

なので、基本的には「そのまま使える」ということになります。

ウェブ上の Google ドライブで Office ファイルのデフォルトの編集モードが「Office ファイルの編集」になります
Office editing mode is now the default editing mode for Office files in Drive on the web
Google WorkSpace Updateより

私も大阪府立学校で教職員をやって17年目、学校のパソコンに入っているのはMicrosoft Officeなので、
当然私の作ってきた教材群はOffice系なわけで…
でも、1から作り直す必要はありません!
Google Documents/SpreadSheet/Slidesでそのまま編集できます!

ちなみに、Google DocumentsでWord形式のファイルを開くと、こんなかんじで拡張子が表示されているのがわかります

Google Driveでのアイコンもマークが違っていて、Office系データであることがすぐわかる

ただ、相違点ももちろんあります:
大きい点としては、
・縦書きはまだGoogle Documentsではできない!
国語の先生には結構でかい問題ですよね…

・フォントは変わってしまうことも
Microsoft Wordをインストールしたパソコンにはそのフォントがあっても、Google Documents/SpreadsSheet/Slidesにはなかったり…
UDフォント入れてくれ〜たのむ〜

・挿入画像など、細かなレイアウトなどは変わってしまうことも
微調整が必要なことも

・(Spreadsheet)関数が違うものも
まあそりゃそうだ

Word/Excel/PowerPointファイルをもととして大きく変更を加えるなら(ちょっとした手直しだけじゃなく)、
Google Documents/SpreadsSheet/Slides形式に変更してからにするといいでしょう。

そのWord/Excel/PowerPointファイルをGoogle Driveにアップロード

で、そのファイルを開いて、

上部バー「ファイル」から、「Google ドキュメント/スプレッドシート/スライドとして保存」

これでGoogle形式になった新しいデータが保存されるので、そちらをブラウザでバリバリいじれます(^o^)

詳しいことは↓をどうぞ!
Microsoft Word から Google ドキュメントへの移行

Microsoft Excel から Google スプレッドシートへの移行

Microsoft PowerPoint から Google スライドへの移行

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教職員の情報交換にClassroomを使おう

今回はれんらくぽすとにおメールいただいた方のご意見にお答え致しまして(^o^)

G suiteが導入されたばかりの地方公立中学校です。
G suiteのかなりの機能をロックされています。例えばYouTubeのマイチャンネル✖️、Googleチャット✖️、ドキュメントチャット機能✖️、もちろんGoogleサイト✖️などなど。
こうした中で、職員間の実践や計画の宣伝・共有に苦慮しています。
チャットが封じられているので、classroomで学年ごとに職員専用のクラスを作り、学年ごとにチャットがわりにしています。
しかし、参加職員の数に制限(20人)があるので、全職員が入れません。
全職員が情報を見られて使えてアピールできるようにするにはどうしたらいいでしょうか?

チャットが使えないのは残念ですが、教職員の情報交換にClassroomをつかうのはとてもおすすめなのです(^o^)!
なぜかというと、
・Google Driveから画像やDocument, SpreadSheet, Slidesなどを貼ってそこから情報を得られる
・(参加者が自分で通知設定を変えていなければ)投稿があればメールやアプリで通知が飛ぶ
・コメントなどをつけるのが容易、意見の吸い上げがやりやすい
・いちいちGoogleグループで管理者がグループを作る必要がなく、イベントごと・学年ごとなど必要な人だけの集まりが作成できる

ですが、「Classroomには教師は20人までの制限があるので、学年の全員が入れない」
これなのですが、「担任を教師として登録」「副担任を生徒として登録」にしておき、ストリーム投稿設定を「生徒に投稿とコメントを許可」ではどうでしょうか?

Classroomにおける「教師」と「生徒」の違いは、「クラスを作成できるか」「課題を投稿できるか」「メンバーを削除できるか」など。

なので、チャットのようなおしゃべりは「ストリーム」タブで全員が行えるようにする(「生徒」として登録されている教員でも書き込めるようにしておく)
画面右上歯車マークの「設定」から、「ストリーム」を「生徒に投稿とコメントを許可」

これで、例えば非担任の先生でも、ストリームタブを使って全員に話をふることができる。

担任を「教師」役にするのは、何らかの編集が必要なデータなどを送信する可能性を考えて。
「授業」タブで「課題」を送信するのは教師しか行えないので…
要するに、「他のメンバーに編集してほしい文書データなどを送る必要がある」ひとを教師にします。

このようなやりかたでいかがでしょうか(^o^)
G suite for Educationでは「生徒」には1000人(!)まで入れるようです
これでいけば、全教職員で情報共有するのも楽になりそうですね!

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Google系サービスの状態を確認する方法

今日の午前中、Google Classroomが使えないという状態があったみたい
授業で使ってるところはさぞびっくりしたでしょうね(´・ω・`)

あれ?G suiteのアプリが使えないぞ!と思ったら、まずはここを見たい↓
Google Workspace ステータス ダッシュボード
https://www.google.com/appsstatus#hl=ja&v=status
なにか問題が起きているところは、○マークで示されている。

○マークをクリックすると詳細情報。

そもそもGoogle側のサーバーでエラーなどが起きているなら、こちらにできることはない。
そこをどうにかするのではなくて、「別口で生徒に情報を与えられる場所」がいつでも必要なのだ。
エラーが起きたときではなく、「常に」必要
以前も書いたこの「冗長性Redundancy」については、また考えていきたいと思う。

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G suite for Education活用事例・リンク集

見つけ次第追加します

G suite for Education注目の事例
https://edu.google.com/intl/ja/why-google/case-studies/

G-apps.jp 事例紹介
https://g-apps.jp/case/

休校中、Google for Educationを活用した2校の事例――オンライン授業の実現に大切なこととは?
https://edtechzine.jp/article/detail/3984

福島県教育庁高校教育課オンライン学習支援サイト
https://sites.google.com/fcs.ed.jp/onlinegakushu

GEGJapan GIGAスクール支援サイト Google for Education 実践例の紹介
https://sites.google.com/view/gigaschool/

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G suiteログイントラブルがあまりに多すぎたので

「生徒がもらったG suiteのアカウントにログインできません!」「送信したGoogle Formsの小テストに入れない子が…」
「ログインIDとパスワードは間違ってないのに…」「Google Classroom、クラスコード入れても入れない!」
ひえ~~~~~~~~~っ(´;ω;`)

教員研修を終え、この7月末にようやっと生徒全員にG suiteアカウントを渡して導入も終えたのだが、「G suiteログイン」にかかわるトラブルがめちゃくちゃに多かった
パターンとしては:
・「ログイン」じゃなくて、Googleアカウントの」「新規作成」を選んで進めようとしていた
 →「ログイン」画面に誘導
・数字の0とアルファベットのo(オー)などの見違い
 →「アカウントのここまでは数字、ここはアルファベット」と誘導
・Classroomのクラスコードを入れても中に入れない
 →生徒が自分で作った個人アカウント(xxxx@gmail.com)でログインしている状態、学校アカウントに入りなおさせる

そして、ひっかかったなかでも結構長く困ったのが「iPhoneでログインできない」
これはどうやら「インターネットブラウザ」の問題らしい
Googleアプリのいくつかは、SafariやChromeなどのインターネットブラウザを介して動作する機能が割とあり、
そのブラウザのほうでアカウントがうまく認識されていないのが原因の模様。

iPhoneは、標準アプリ「Safari」を使わせないといけない模様
https://support.google.com/accounts/answer/6390156?hl=ja
また、ここに紹介されているページを介しないとダメな時もあるようだ
https://support.google.com/accounts/troubleshooter/3178296?hl=ja#ts=3178301%2C3228581
なので、生徒にこれを配ることにしました

Gsuiteログイントラブル説明

これで全部うまくいけばいいのだが(ヽ”ω`)
BYODの弱点でもあるけど、「みんな機種がばらばらだから見える画面とか設定とかも違っていてたいへん」

たいへん(*´◯`*)!

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Google Keepで仕事リストを同僚と共有

どうも、僕です。

仕事してると、「チームでたくさんのやることをやってく」みたいな状態があって、
「今どの辺まで終わってる?」「手が今空いてるけど、できることある?」って感じで進捗を知りたい時がある。
メモ機能のGoogle Keep、その共有機能…「共同編集者」を使ってみよう!

Keepでやることリストを作り、

左下の「共同編集者」から一緒にこのリストを使いたい人を選ぶ。

すると、相手側のKeep画面でもこのリストが出てくる(なお、メモの背景色までは反映されない模様)

相手側がリストを編集すると、

こちら側でも即座にそれが反映され、「どのタスクが未着手か」がすぐわかる!
教科が違ってて普段の居場所(職員室・準備室)がみんなバラバラになりがち、そんななかで連絡し合う分掌の仕事なんかにもどうぞ。

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教職員のメアドを「名前やメアドの一部入力から検索」できるようにする(Google連絡先一括登録)

どうも、僕です。
G suiteでは、ファイルを共有するときに、「共有したい相手のメールアドレス」が必要です。
でも、同僚のメアドとかいちいち覚えていられません。多い学校なら7,80人いるし。
そこで、教職員のメアドを「名前やメアドの一部入力から検索」できるようにしてあげましょう!

まず、管理コンソールに入り、「ユーザー」から、「ユーザーをダウンロードします」からcsvファイルをダウンロード。

ダウンロードしたファイルを編集、「First Name」「Last Name」「Email Address」の3列だけにします
UTF-8形式で保存することをお忘れなく!(これについてはまた別エントリで)
なお、管理コンソールからダウンロードすると、この3項目の項目名に [Required] というのがついていますが、
これは消しておいてください(連絡先のインポートで失敗する)

後は、google連絡先にはいり、左サイドバーの「インポート」で先ほどのcsvファイルを選ぶだけ!

ズビャッと全員入ります インポート時に特に指定していないと、インポート日がラベルとしてつくので、
年度替わりの時はその古いラベルを使って古い連絡先を一括削除もできます

そしてこの連絡先にメアドと名前が登録された相手は、googleドライブなどの共有でアドレス入力する際、

このように名前の一部だけで検索をかけてくれます!

管理者が全員の連絡先に操作はできないのかな?
このcsvファイルを作っておいて、みんなに自分でやってもらおう
googleドライブ内のデータは指定できないようなので、学校内共有フォルダにこのcsvファイルを置くか、
校務用PCなどセキュアな場所でcsvファイルをいったんダウンロードしてからインポートするよう指示しよう!

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G suite for Education教員用簡易マニュアルログイン編

「基本的な使用方法」の早見表みたいなマニュアルです
A4で作ってありますが、B5サイズで印刷すればB4両面1枚と少しになります
こちらは中身を見られるようにした閲覧ページです

Gsuite教員用簡易マニュアルログイン編

編集可能なWord版・すぐ使えるpdf版が入った全部入りのzipファイルはこちら

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